JT Open Toolkit (ISO準拠のJTファイルの読み取り/書き込み用C++ API) を使用して、アプリケーション内のJTデータの豊富なコンテンツにアクセスできます。
広く採用されているJTファイル形式を使用することで、アプリケーションでの3Dモデルデータのコラボレーションと視覚化を実現できます。JT Open Toolkitは、アプリケーションでISO準拠のJTファイルの読み書きを可能にするC++ APIです。
JT Open Toolkitは、Microsoft Windows、Linux、MacOS上での64ビット・アプリケーションの開発をサポートします。JT Open Toolkitを購入した方は自動的に、登録無料でJT Openプログラムに参加できます。ソフトウェア・ベンダーがJT Open Toolkitを使用した再販用アプリケーション開発を希望する場合、このツールキットの機能をフル活用するために必要なライブラリを再配布できます。このツールキットには、JT Open ToolkitのAPIとPLM XML SDKに関するすべてのドキュメントが付属しています。開発者がツールキットの機能を素早く使いこなせるように、サンプル・プログラムを網羅したリストも含まれています。
JT Open Toolkitは、製品構造、メタデータ、属性、詳細レベル (LOD)、製品製造情報 (PMI)、正確なB-Repジオメトリなど、あらゆるJTファイル形式のコンテンツを読み取り/書き込みできます。
JTテセレーション・エンジンを使用して、複数のテセレーションされたデータセットまたは詳細レベル (LOD) を作成します。ファセット形状の生成に使用されたジオメトリへの接続を保持する、一意の関連付けを作成します。3Dビューアなどのアプリケーションを使用して、ファセット・フェース、エッジ、頂点を選択することで、ユーザー・インタラクションが容易になります。形状を解析ジオメトリとして作成した場合、表示アプリケーションの解析記述を使用して、その場で形状をテセレーションできます。解析ジオメトリは、シリンダーの中心線などのフィーチャに基づいて選択することもできます。テセレーションされたデータは、エッジとフェースの間の距離の一般的な測定や、円の半径などの解析パラメーターのクエリに使用できます。
JT Open Toolkitで包括的なクラスセットを使用して、JTファイル内のPMIを管理します。アセンブリ・レベルのPMIと部品レベルのPMIをサポートしています。NXソフトウェアなど、サポートしているシステムを使用して、JT PMIをライブデータとしてCADモデルに直接読み込むことができます。JT PMIコンテンツは、注釈用に公開されているPLM XMLスキーマに準拠しています。PLM XMLスキーマは、サポートされているコンテンツをXML要素として完全に視覚化します。JTファイル内のPMIコンテンツを抽出して、PMIコンテンツを含むPLM XMLとして表すことができます。JTファイルには、セマンティック・データとグラフィック表現の両方が含まれています。
組み込みのParasolid XTデータモデルにより、正確なトポロジとジオメトリをサポートします。
Parasolid XTジオメトリは、正確な測定と、JTファイル内の製品製造情報 (PMI) および永続的なジオメトリ識別子との関連付けを可能にします。
Parasolid (シーメンスのジオメトリ・モデリング・エンジン) のライセンスで、3Dジオメトリ・モデリング機能を追加します。