Cablesアドオンを使用してProcess Simulate Xソフトウェアを拡張し、機能を強化することで、プロジェクト固有のニーズに合わせてProcess Simulate Xをカスタマイズできます。
Process Simulate X Cablesは、ロボットのモーション計画中やオフライン・プログラミング中に、ロボット・ケーブルを定義し、現実的なケーブル・シミュレーションを実行して検証するのに役立つ強力なアドオン・アプリケーションです。
主な特長と利点
ケーブルおよびケーブル・アタッチメントを作成
Cablesアドオンを使用し、現場のロボットのケーブルに似た、同様に機能するケーブルを作成して構成します。選択した点でロボットボディにケーブルを装着して、さまざまなリトラクション・システムや固定/回転アタッチメントなど、現実のロボットとケーブルの関係をより正しく表現することができます。
ケーブルをシミュレーション
ケーブル・シミュレーションを使用して、ロボットの動作中にケーブルがどのように移動、反応するのかをリアルに表現し、潜在的な干渉や他のケーブル問題を視覚化します。
ケーブルを解析
専用ツールを使用して、パス・プランニング、シミュレーション、ロボット・プログラムの実行中に、ケーブルの長さ、配置、接続点、曲率、ねじれ、接触力、衝突を解析します。

Process Simulate Xについて
Process Simulate Xは、広範なデジタル製造機能を備え、ヒューマン・タスク、ロボティクス・プロセス、自動化を3D環境で計画、シミュレーション、検証する、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) ソリューションです。クラウドベースのソフトウェアならではの柔軟性、セキュリティ、拡張性といった利点があります。
ソフトウェアを効率的に導入して構成できるため、生産性が向上し、製造能力は直ちに拡張します。費用対効果が高く、カスタマイズ可能なProcess Simulate Xソフトウェア製品は、デジタル製造のさまざまなレベルの複雑さに合わせて調整されています。
Process Simulate Xソフトウェア・アドオン
強力なアドオンにより、時間の経過とともに増えるモデリング要件やシミュレーション要件に合わせて、ソフトウェアの機能を簡単に拡張できます。
Cablesアドオンを使用するには、Process Simulate X Robotics StandardまたはProcess Simulate X Robotics Advancedのいずれかのライセンスを取得することが推奨されます。
Process Simulate Xソフトウェアの利点
- 特定のニーズに合わせた高度なデジタル製造ツールを使用して、計画、シミュレーション、検証
- クラウド技術を活用して製品設計や製造プロセスの問題を早期に検出し、コミュニケーションすることでコストを削減
- 現実のプロセスを模倣してプロセスの品質を向上
- クラウドベースのソリューションを使用して、関係者間のコラボレーションを強化
その他のアドオンでProcess Simulate Xソフトウェア製品の機能を拡張
- Augmented Reality (Digital Twin Alignment)
- Automatic Path Planner
- Safety Robots Manager
- Point Cloud
- Virtual Reality
- Connector for NVIDIA Omniverse