Simcenter Fluids and Thermal

Simcenter Flotherm XT Software

ECADとMCADの設計フローをつなげるCAD中心の電子機器熱解析ソフトウェアを使用することで、電子機器の熱設計を短縮できます。

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Simcenter Flotherm XTのビジュアル。

Simcenter Flotherm XTを選ぶ理由

CAD中心の電子機器冷却CFDソフトウェアであるSimcenter Flotherm XTは、ECADとMCADの設計フローを接続することで、熱エンジニアが電子機器の開発期間を短縮し、熱管理をプロセスの初期段階で最適化することを可能にします。

電子機器の熱設計プロセスの圧縮
MCADおよびEDA設計フローを熱設計に近づけることで、解析プロセスを少なくとも2分の1に短縮します (従来の汎用シミュレーション・ツールと比較した場合)。

EDAデータのすばやい組み込み
基板やコンポーネントのレイアウトを簡単にインポートすることで、複雑なECADデータを処理します。Simcenter Flotherm XT EDAブリッジを使用すると、位置、サイズ、方向、形状、モデリング・レベルを素早く修正できます。EDA Bridgeは、ODB++を含むすべての主要なEDAソフトウェア・ベンダーのファイル形式に対応しています。PCB設計フローとのこの相互運用性により、時間のかかるデータ変換が削減され、コストのかかるエラーのリスクが最小限に抑えられます。

CAD中心のインターフェースでCADジオメトリの複雑さを処理
CAD中心のユーザー・インターフェースとジオメトリ・エンジンを活用して、最新のエレクトロニクス製品の複雑な形状、曲線、任意形状のジオメトリに対応。Simcenter Flotherm XTのCAD接続は、主要なファイル形式のインポート、操作、ジオメトリ修正などの高度なCADモデリング機能を備えており、ユーザーは短期間の学習曲線ですぐに生産性を向上させることができます。ユーザーはさらに、すべてのジオメトリックおよび非ジオメトリックなSmartPartsと、最も一般的な電子コンポーネントのライブラリにアクセスして、迅速かつ正確なモデル作成を行うことができます。

パラメトリック・スタディと熱管理の最適化の実行
ジオメトリ、属性、ソリューション・パラメータのパラメトリック変動を使用して結果を定義、解決、分析するための統合環境を最大限に活用して、熱設計を最適化します。実験計画を使用して、パラメータを変更して多数のスタディを設定し、設計フィールドを最適にカバーできるようにすることができます。

プリント基板モデル上の局所的なPCB熱解析の忠実度設定のためのスタンドアロン熱領域を示す、Simcenter Flotherm XT CAD中心のエレクトロニクス冷却プレゼンテーションのスクリーンショット。

新機能

バージョン2304の新機能には、正確かつ計算効率の高いシミュレーション (スタンドアロン熱領域) を実現するために、PCB上の任意の場所に定義された領域に局所的なPCB熱解析オプションを指定する機能、新しいPCBスタックアップ・エディターなどが含まれます。

オンデマンド・ウェビナー

AIハードウェアの熱管理

バーチャル・アシスタント、顔認証、自動運転車は、ディープ・ラーニングと自然言語処理に依存しています。ディープ・ラーニングは、より多くのニューラル・ネットワークの層を使って、人間の脳の学習能力を模倣しながら、大量のデータを処理することで、特定タスクを達成するようにコンピューターを学習させます。

適切な熱管理でAIハードウェアの全体的な性能を確保し、早い段階での故障を回避します。

Simcenter Flotherm XTの機能

自動CFDメッシングと堅牢なソルバー

Simcenter Flotherm XTは、SmartCell™メッシング技術による堅牢なデカルト直行型のメッシュを使用して自動メメッシュ作成を行います。これにより、ガイド付きシミュレーションのセットアップ中に設定するコントロールがユーザーに提供され、Simcenter Flotherm XTは、複雑な電子アセンブリに関連する小さなジオメトリの特徴や薄いギャップの周囲を自動的に調整します。いかなる複雑なCADジオメトリも、ユーザーの簡素化を最小限に抑えて処理できます。Simcenter Flotherm XTの効率的なソルバーは、マルチコア並列サポートを備えています。

SmartCellsテクノロジを含む電子機器冷却CFD用のSimcenter Flotherm XTの自動メッシュ作成。